アタマの中と世界を結ぶ 東山とっとりとりとめない記録鳥

人生五十年下天の内を比ぶれば、残り七年強。

思弁的実在論から ―ひとつの「小説」論― 引用

いかなるものであれ、しかじかに存在し、しかじかに存在し続け、別様にならない理由はない。世界の事物についても、世界の諸法則についてもそうである。まったく実在的に、すべては崩壊し得る。木々も星々も、星々も諸法則も、自然法則も論理法則も、である。これは、あらゆるものに滅びを運命づけるような高次の法則があるからではない。いかなるものであれ、それを滅びないように護ってくれる高次の法則が不在であるからなのである。(カンタン・メイヤスー『有限性の後で』千葉雅也/大橋完太郎/星野太訳、佐々木敦「全体性と無限」引用より)

 完全な偶有性の支配する宇宙では、偶有的なものの実在性を肯定するしかない。

 分かったような分からんような…

 これとカントとの関係を理解しなければならない。

 手始めにカッシーラ―の「認識論」をお勉強することにしよう。

 …いや、メイヤス―読むか…?…