アタマの中と世界を結ぶ 東山とっとりとりとめない記録鳥

人生五十年下天の内を比ぶれば、残り七年強。

2014-01-01から1年間の記事一覧

秋田茂『イギリス帝国の歴史 アジアから考える』(中公新書)

アジア、現代という視点から、ヘゲモニー国家イギリス帝国の影響力を歴史的に叙述する論考。 帯には、 地球的規模で影響力を行使した「ヘゲモニー国家」が現代に残したものとは何か?グローバルヒストリーの研究成果をふまえて構築する新たな帝国像 世界シス…

11月5日視察最終日

午前は、音楽教育ギムナジウム訪問。 昼食後は、研修結果まとめ。 終業後、観光はできるか?

11月4日ミラベル宮殿=サウンドオブミュージック「ドレミの歌」撮影場所へ

本日は三ケ所訪問。 午前はまず、フォルクスシューレ・ミューレンへ。 そして、ヴィルシャフトリヒェス・ギムナジウム・ザルツブルグ。 昼食は世界一古いレストラン。 創業なんと西暦908年! (クリント・イーストウッドやクリントン夫妻、ゲルギエフの写…

11月3日ザルツブルグ旧市街

本日は朝からVista(Bifieの出先機関)訪問。 ↓このポスター!(これでも国立の教育行政機関) ザルツブルグ大学↓ 昼食は旧市街の中華料理店。 午後は、ザルツブルグ市立図書館へ。 そのあと再び旧市街へと繰り出し、ホーエンザルツブルグ城塞へ。 てっぺんか…

11月2日ザルツカンマーグートへ

本日は日曜日で世界遺産の観光。 ホテル(10F)から旧市街方向を見る。 午前は、朝靄に霞むザンクト・ギルゲン(モーツアルトにまつわる地) モーツアルトの母ちゃんと姉ちゃんが住んでたうち↓ さらに、ザンクト・ヴォルフガング(教区教会)で塩を買う。 …

11月1日シェーンブルン宮殿へとザルツブルグへの移動。

午前中、シェーンブルン宮殿(世界遺産)へ。 昼食は、ウィーン市内で。 午後、高速道路でザルツブルグへ移動。 夕方にホテル・ヨーロッパに到着。 とりあえず、カラヤンの生家へ行く。 ↓カラヤンち。

10月31日シュテファン大聖堂(世界遺産)にて、モーツアルト「レクイエム」

朝はホテル・ド・フランスから徒歩でウィーン大学へ。 ↓ウィーン大学 昼食は、市庁舎(Rathaus)の地下にあるレストランへ。 午後は打ち合わせ。 夕方、中央墓地へ。 下は、ブラームスの墓↓ 食事後、シュテファン大聖堂内でのモーツアルト「レクイエム」。 ↓…

30日は、ホーネックの巨人とユジャ・ワンのプロコフィエフ、ピアノコンチェルト2

本日は、朝ギムナジウム、そして午後はオーストリア青少年ブッククラブ訪問 まずは、郊外にある(労働者階級の多い)地区へ GRG21(中学校)訪問↓ 昼食は日本料理店「日本橋」 弁当定食みたいなもの…んんん それから免税店Waltz。 13:30~ブッククラブの方…

29日はムーティでシカゴ響

まずはお仕事。 午前はまず、フォルクスシューレ・マリア・レジーナ(小学校)↓訪問。 最寄りの一角にベートーヴェンが交響曲3番「英雄」を作曲した家を発見! べーとーべんち↑ その後、 ギムナジウム・サクレクール(中高一貫校)訪問。 ↓サクレクール そ…

今夜はウィーン・コンツェルト・ハウスでゲルギエフのプロコフィエフ行ってきました。

↑Bifieビル 仕事もちゃんとしてますよ! 教育研究機関Bifieに行きました。(お仕事)↓ あと、ヨハンシュトラウス像(お散歩=ウィーン市立公園) 食事は、なんか古くからあるレストラン「なんちゃら」らしいが、 やはり、マズッ!…皆さん残していらっしゃい…

ウィーン到着

12時間かけて、やってまいりました、オーストリアのウィーン、 ボーイング777できましたが、通路の席で何も見えず、 シベリア上空ではしゃいで「窓から見てみれば」と 言われ行こうとすると、 乗務員に叱られ見れず、12時間のフライトで中公新書一冊読み…

youtube で「火垂るの墓」観ながら

戦争に負け、ひとはどこかの子供を顧みることができなかった。どこかよそのこどもが殺されていくのを顧みず、放っておくのは今も変わらず同じということに気づきたい。あの時の自分が、抵抗もできず、事情も理解できず、無意味に苦しみ、苦痛を感じ、そして…

『サイボーグ昆虫 フェロモンを追う』神崎 亮平  感想

最先端の研究を平易に解説してある本書のような本を各出版社が上手に出していってほしい。こういうところから、学問研究人口の裾野を広げていくことが、今後の社会のあり方に変化を生み出していくという考えをする人が増えていってほしい。高校生などに刺激…

唐詩に思ふ

詩は、一定の条件下でのみ成立するということに、歴史上唯一現代の人間のみが気付くことに成功した。全世界的なコミュニケーションツールを手にしてはじめて人は、ある時間空間の条件の中でのみ、われわれの精神のうえに生じる現象を詩と呼んでいたのだと知…

Blog名を「朝日新聞を読む」に変えようか?

移民政策ドイツの経験(140717朝日新聞オピニオン) 元ドイツ連邦議会議長リタ・ジュスムートさん …日本も人口対策から外国人技能実習制度を拡大する方針だ。だが政府は「移民は考えていない」という。 私たちが受け入れるのは単なる「労働力」ではない。家…

六ケ所村へ5年で10億円 東電・東北電 今年も「寄付」(朝日新聞記事140817)

東京電力と東北電力は、使用済み核燃料再処理関連施設が集中する青森県六ケ所村に対し、「漁業振興費」として近く計2億円を支払うことで村と合意した。支出は5年連続の計10億円で、今年が最後。福島第一原発事故後に両社は電気料金を値上げし、東電は実…

川内原発 秋にも再稼働 安倍政権、推進へ加速(140717朝日新聞記事)

規制委「新基準に適合」 事故の備え置き去り 規制委、見切り「合格」 「安全とは言わぬ」田中委員長 政権、反省より成長戦略 新基準1年 再稼働に先例 社説:原発再稼働を問う 無謀な回帰に反対する

関電、首相7人に年2000万円 72年から18年間献金(140728朝日新聞記事)

内藤千百里元副社長が証言 献金の理由は「一に電力の安泰。二に国家の繁栄」とし、「天下国家のために渡すカネで、具体的な目的があったわけではない。許認可権を握られている電力会社にとって権力に対する一つの立ち居振る舞いだった。漢方薬のように時間を…

溝上慎一『現代大学生論』(NHKBOOKS)

引用 じっくり考えれば恐ろしいことであるが、学生たちを教育するのは、学生たちの現代的な生き方のダイナミックスを自身が経験していないし、もっといえば、彼らの生き方のダイナミックスが自分たちといかに異なったものか考えることの少ない大学教職員であ…

「国土の均衡発展」転換 国交省の2050年構想 人口減に対応(朝日新聞記事140705)

国土交通省は4日、都市部から離れた農村・中山間地の住民について、生活に必要な機能を持つ全国5千拠点の周辺に集まって住むことを想定した2050年時点の目標をまとめた。人口減に対応し、狭い範囲に人を集めて病院やスーパーなどの施設がつぶれるのを防…

原子力規制委 次期委員の田中氏 日本原燃などから報酬(朝日新聞記事)

2014年7月5日(土) 原子力規制委 次期委員の田中氏 日本原燃などから報酬 原子力規制委員会の委員に9月に就任することが決まった田中知(さとる)東京大工学部教授(64)が、核燃料サイクルを担う「日本原燃」(青森県六ケ所村)と原発メーカーの…

大江健三郎『暴力に逆らって書く』スーザン・ソンタグとの往復書簡 引用

間違っていると知っていても、間違っていることをやってのける、人間のその能力にも私は驚いています。 アルゼンチンの海軍武官、アドルフォ・F・シリンゴ少佐についてお聞きになったことがありますか。七〇年代後半の軍事独裁政権がとらえた政治囚の多くを…

映画:ハンナ・アーレント

義務の遂行が良心に優先された。 義務とは何か。

「開成×灘式」思春期男子を伸ばすコツ から(バリエーション)

優秀というのは自分の裁量で創意工夫ができることであり、企画を自分なりのスタイルでもいいし、クライアントとの共同作業でもいいので、クリエイティブにつくっていけるような能力です。専門的な知識が多いというような意味の優秀さではありません。お仕着…

柄谷行人 (著)最新刊『帝国の構造: 中心・周辺・亜周辺』

第1章 ヘーゲルの転倒とは何か1 なぜヘーゲルの批判か2 マルクスによるへーゲル批判の盲点3 生産様式論の限界4 交換様式の導入5 社会構成体と交換様式6 前後の転倒7 未来からの回帰第2章 世界史における定住革命1 遊動的狩猟採集民2 定住の困難3…

カントの道徳法則(2)

汝の人格の中にも他のすべての人の人格の中にもある人間性を、汝がいつも同時に目的として用い、決して単に手段としてのみ用いない、というようなふうに行為せよ。(中央公論社『世界の名著39 カント』の『人倫の形而上学の基礎づけ』「道徳の原理を提示する…

カントの道徳法則(1)

「なんじの意志の格率がつねに同時に普遍的立法の原理として妥当するように行為せよ(Handle so, daß die Maxime deines Willens jederzeit zugleich als Prinzip einer allgemeinen Gesetzgebung gelten könne.)」

日本人の正解主義、辺境根性、お上意識

今、例えば友人や家族と話していて、自分たちが話す内容に、下手すりゃ、世界中で誰も気づいていないイノベーティヴな発想が含まれてるかもしれない、何か価値あるものが含まれているかもしれないなんて考えて、真剣に会話に取り組むことがあなた方にはあり…

プロフィール わたしです

なぜかつきまとって離れない遠藤周作の影・・・

遠藤周作『肉親再会』でした。そういえば高校三年生の時、学園祭のチーム演劇で遠藤周作の『女の一生 キクの場合』やったね。「やったね」って言うと、すぐに「やってない…じぶんは。」って気がする。なぜだろう。協調性がないと実際に体験した出来事も、何…