2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
こういうことでしょ。 ラカン「現実界」 =天然知能 =意味のない無意味 =野矢茂樹「外部」 =・・・ …あと、なんだろう…
柄谷行人『世界史の実験』(岩波新書)読了。一連の柳田國男に関する論考・エッセイを集めた続編。タイトルの意味が分かると、非常に射程の長く、刺激的な論であることがわかる。 日本近世史でいう「武士と農民の分離」や、インドのカースト制での「身分への…
ナチの犯罪、戦争と敗北の現実は生活の構造全体を覆ったが、ドイツ人は自らにとってショッキングな衝撃をかわすさまざまな工夫をこらしていた、とアーレントは見た。「死の工場の現実性」を他の国民もしうるようなことをしたにすぎないという「たんなる可能…
最近、感情的にはどうしても矛盾するとしか思えない二つの命題をともに仮定しても、それが矛盾しないという証明が出たのです。だからそういう実例をもったわけなんですね。それはどういうことかというと、数学の体系に矛盾がないというためには、まず知的に…
小林 実証精神というのは、そういうものだと思うのだがね。何もある対象に向かって実証的方法を使うということが実証精神でないよ。自分が現に生きている立場、自分の特殊の立場が学問をやるとき先ず見えてなくちゃならぬ。俺は現にこういう特殊な立場に立っ…
積読が積み重なりすぎて困っております。 ①なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理 兼本浩祐 ②天然知能 郡司ペギオ幸夫 ③フーコーの言説 慎改康之 はまず今週中に読んでしまわねば。 読者ができたのでまじめに更新していこうという…